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配信用PCの選び方|予算・目的別のスペック目安【2026年版】

公開:2026年10月3日

ゲームをしながら配信すると重くなる、画面がカクつく——その原因の多くはPCのスペック不足です。エントリー・同時配信重視・高画質こだわり・ノートPC・サブPC構成という5つの目的別に、見るべきスペックの目安を整理しました。

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配信を、 止まらせない一台に。

配信用PCの選び方【2026年版】

「配信を始めたらゲームがカクつくようになった」「画面は映っているのに音声だけ途切れる」——これはだいたい、PCの性能がゲームと配信(エンコード)を同時にこなしきれていないのが原因です。ゲームだけなら問題ないPCでも、配信にはもう1つ別の仕事が乗るため、別物として考える必要があります。

見るべき軸は大きく4つです。①ゲームを遊びながら同時に映像を圧縮(エンコード)する余力があるか。②OBSなどの配信ソフトとゲームを同時に動かすだけのメモリがあるか。③デスクトップで組むのか、持ち運べるノートPCで完結させたいのか。④すでに持っているPCに、買い替えではなく「足す」形で解決できないか。この4つで考えると、候補がかなり絞れます。

※本記事はメーカー・ショップの公式情報をもとにしたスペックの目安まとめです。価格・ラインナップ・搭載パーツは2026年10月時点のもので、新モデルの登場や生産終了によって変わります。購入前には必ず各公式サイトや販売ページで最新の仕様・価格を確認してください。特定の製品の購入を保証・推奨するものではありません。

① まずは1台で、ゲーム実況も配信も始めたい

「配信は未経験」「とりあえず試してみたい」という人向け。無理のない価格帯で、エンコードの余力も確保できる構成です。

  • ゲーミングPC(Ryzen 5 / Core i5クラス+RTX 4060クラス・メモリ16GB)

    RTX 4060クラスのGPUはNVENC(GPU側で映像を圧縮する専用回路)を積んでいるため、CPUにあまり負担をかけずに配信画質を保ちやすい。メモリは16GBあればゲーム・配信ソフト・ブラウザの同時起動は一応こなせるが、重いタイトルや長時間配信では余裕が少なめ。「まず1台試したい」入門向けの構成で、本格的に続けるなら次のクラスへの乗り換えも視野に入れておきたい。

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② 重いゲームをしながら、画質も落とさず同時配信したい

「フルHD・60fps配信を維持したい」「人気タイトルを遊びながら配信でも落とさない」という人向け。CPU・GPUともに余力を持たせる構成です。

  • ゲーミングPC(Ryzen 7 / Core i7クラス+RTX 4070クラス・メモリ32GB)

    ゲーム側の描画とNVENCによるエンコードを同時にこなしても余力が残りやすい組み合わせ。メモリ32GBあれば、OBS・ゲーム・Discord・ブラウザのタブを同時に開いていてもメモリ不足で重くなりにくい。コメント読み上げツールやアラート演出など、配信中に常駐アプリを増やしたい人にも向く構成。

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③ OBSで複数シーンを切り替え、高画質配信にこだわりたい

「シーン切り替えやフィルターを多用したい」「将来的に4K配信や高ビットレート配信も視野に入れたい」という人向け。VRAM(GPU側のメモリ)に余裕を持たせる構成です。

  • ゲーミングPC(RTX 4080クラス以上・メモリ32〜64GB)

    複数シーン・アラート演出・配信専用アプリを同時に動かすほど、GPUとメモリの両方に余裕が要る。VRAMが多いモデルは、配信ソフト側で高ビットレート設定やフィルターを重ねても処理落ちしにくい。価格は上がるが、「将来スペック不足で組み直す」手間を減らしたい人向け。4K配信にこだわらないなら②のクラスでも十分な場合が多い点は留意したい。

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④ 外出先・友人宅でも、ノートPC1台で配信を完結させたい

「デスクトップを置く場所がない」「遠征先や出先からも配信したい」という人向け。持ち運べて、単体でもエンコードをこなせる構成です。

  • ゲーミングノートPC(Ryzen 7クラス+RTX 4060クラス)

    デスクトップと違い排熱の制約があるため、長時間の同時配信では性能が下がりやすい(サーマルスロットリング)点は先に知っておきたい。とはいえRTX 4060クラスを積んだモデルなら、短時間〜中時間の配信は十分こなせる。電源に繋いだ状態で使う・排熱の良いモデルを選ぶ・配信中は省電力設定をオフにする、の3点を押さえると安定しやすい。

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⑤ 今のPCは変えず、配信専用の2台目(サブPC)で解決したい

「今のPCはゲーム用に気に入っている」「買い替えずに配信環境だけ整えたい」という人向け。配信の処理だけを別PCに逃がす構成です。

  • ミニPC(Ryzen 5クラス・メモリ16GB、キャプチャーボードと組み合わせ)

    ゲーム用PCの映像をキャプチャーボード経由でサブPCに取り込み、配信(エンコード・OBS操作・コメント確認)はすべてサブPC側で行う2台体制。ゲーム用PCには配信の負荷が一切乗らないため、今の環境を変えずにゲーム側のフレームレートを守れる。サブPC自体はゲームを動かさないので、ミニPCクラスの性能でも十分こなせる。配線と置き場所が1台構成より増える点はトレードオフ。

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よくある質問

結局どのクラスを選べばいいですか?
まず試したいだけならRyzen 5 / Core i5+RTX 4060クラス、重いゲームをしながら画質も落としたくないならRyzen 7 / Core i7+RTX 4070クラス、将来の4K配信や複数シーン演出まで見据えるならRTX 4080クラス以上が目安です。デスクトップを置けないならゲーミングノートPC、今のPCを変えたくないならサブPC(2台体制)が選択肢になります。
ゲームをするだけなら快適なPCなのに、配信すると重くなるのはなぜですか?
配信ソフトは、ゲーム画面を映す処理とは別に「映像を圧縮して配信サーバーへ送る」処理(エンコード)を同時にこなす必要があるためです。この処理をCPUだけで行うとゲーム側の処理を圧迫しますが、NVENCなどGPU側の専用回路を使えば、ゲームへの影響を抑えながらエンコードできます。GPU選びで重視したいのはこの点です。
メモリはどれくらい必要ですか?
16GBが最低ラインの目安です。OBSなどの配信ソフト・ゲーム・Discordのボイスチャット・コメント確認用のブラウザを同時に開くことが多いため、余裕を持たせたいなら32GBを推奨します。アラート演出や読み上げツールなど常駐アプリを増やすほど、メモリの余裕が効いてきます。
ノートPCでも配信は問題なくできますか?
できますが、デスクトップより排熱の制約がある分、長時間の高負荷配信では性能が落ちやすい点は踏まえておく必要があります。電源に接続した状態で使う、排熱性能の高いモデルを選ぶ、といった対策で安定度は上がります。短時間の配信や外出先での利用であれば、ゲーミングノートPCで十分こなせることが多いです。

配信用PC選びは「ゲームの重さ」だけでなく「エンコードにどれだけ余力を残せるか」で考えると失敗しにくくなります。すでにPCを持っているなら買い替える前に、サブPC構成のような足し算の解決策も検討する価値があります。なお、価格・スペック・ラインナップは変わることがあるため、最新情報は必ず各公式サイト・販売ページでご確認ください。

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