lyrical schoolを徹底解説|「tengal6」から始まり2026年に15年の歴史へ幕を下ろしたヒップホップアイドル
公開:2026年10月30日
2010年に「清純派ヒップホップアイドル」を掲げたtengal6として結成され、2012年に改名したlyrical school。tofubeatsら豪華プロデューサー陣との仕事、話題のスマホ特化MV、男女混成8人組への大転換、そして2026年のラストライブまでを解説します。
lyrical schoolを、 徹底解説。
15年の歴史に幕を下ろしたヒップホップアイドル
lyrical school(リリカルスクール、通称「リリスク」)は、2010年10月に「清純派ヒップホップアイドル」を掲げたユニット「tengal6」として結成され、2012年にタワーレコードのアイドルレーベル・T-Palette Recordsへの移籍を機に改名したグループです。tofubeatsをはじめとする豪華なプロデューサー陣との仕事や、スマートフォンでの視聴に特化したミュージックビデオで話題を集め、「アイドルラップ」というジャンルを牽引する存在として知られてきました。
2022年には当時の5人体制が一度幕を下ろし、2023年に男女混成8人組という前例のない編成へと生まれ変わった過程も含めて、2026年4月に15年あまりの活動に幕を下ろすまでの軌跡を4つの軸で解説します。
① 誕生の経緯|「tengal6」という清純派ヒップホップアイドルから
最初から今の形だったわけではなく、別のグループ名・別のコンセプトでスタートしています。
2010年10月、「tengal6」として結成
「清純派ヒップホップアイドル」というコンセプトを掲げたユニット「tengal6」として活動を開始しました。当時から女性メンバーによるラップを軸にした編成で、後のlyrical schoolの原型となっています(各種メディアの紹介記事より)。
2012年8月1日、T-Palette Records移籍とともに「lyrical school」へ改名
タワーレコードのアイドル専門レーベル・T-Palette Recordsへの移籍にあわせ、グループ名を「lyrical school」に改称。以降、通称「リリスク」として親しまれるようになりました。
② 音楽性|豪華プロデューサー陣が手がけた「アイドルラップ」
単なるアイドルグループではなく、ヒップホップ・クラブミュージックのクリエイターが曲作りに参加してきたのが大きな特徴です。
2013年9月、T-Palette移籍後初のアルバム「date course」
tofubeats・イルリメ・OKADADA・Fragmentといった豪華な制作陣を迎えたアルバム「date course」をリリース。アイドルの枠を超えたクラブミュージック畑のクリエイターとのコラボレーションが、以降のlyrical schoolらしさを形づくりました。
2014年、tofubeatsプロデュース「FRESH!!!」でROCK IN JAPAN FES・SUMMER SONIC出演
tofubeatsが手がけたシングル「FRESH!!!」をリリースし、同年のロック・イン・ジャパン・フェスティバルやサマーソニックにも出演。アイドルという肩書きにとどまらない、フェス出演実績を重ねていきました。2015年には音楽的な深みを増したアルバム「SPOT」も発表しています。
③ メジャーデビューと話題のMV|「RUN and RUN」のスマホ特化ミュージックビデオ
2016年のメジャーデビューでは、楽曲そのものだけでなく映像の見せ方でも話題になりました。
2016年4月27日、キングレコードより「RUN and RUN」でメジャーデビュー
キングレコードから「RUN and RUN」でメジャーデビュー。縦向きのスマートフォン画面での視聴に特化した「MV for Smartphone」という前例のない構成のミュージックビデオを公開し、短期間で100万回を超える再生数を記録するなど大きな反響を呼びました。
④ 代表曲でたどる軌跡|体制転換の節目になった2曲
15年の歴史の中でも、特に体制の転換点となった2つの楽曲のミュージックビデオを紹介します。
L.S.(Full Length Music Video)
2022年4月20日発売のアルバム「L.S.」。minan・hime・hinako・risano・yuuによる当時の5人体制にとって最後のアルバムと位置づけられ、同年7月24日の日比谷野外音楽堂公演が、この体制でのラストステージとなりました。
公式チャンネルを見る →NEW WORLD(Full Length Music Video)
2023年2月12日・13日、minanを中心に男性3人を含む新メンバー7人を加えた男女混成8人組という、ヒップホップクルーとしても前例のない編成を発表。デジタルシングル「NEW WORLD」とそのMVを同時に公開し、新体制としての再出発を印象づけました。
公式チャンネルを見る →
⑤ 15年の活動に幕|2026年1月の解散発表からラストライブまで
新体制でも2024年のアルバム「DAY 2」、2025年のEP「LIFE GOES ON e.p.」と活動を重ねましたが、2026年に活動の終わりを迎えます。
2026年1月、解散を発表
公式サイトにて解散を発表。大阪・名古屋を回るラストツアー「lyrical school tour 2026 "GOODBYE"」の開催と、東京・恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブが解散公演になることが明らかになりました。解散の具体的な経営上の理由などは公表されていません。
2026年4月1日、最後の新曲「GOODBYE」を配信リリース
グループとして最後の新曲となる「GOODBYE」を配信リリース。一日限りのリリースイベントや、Negiccoとの2マンライブなども行われました。
2026年4月19日、恵比寿LIQUIDROOMでラストライブ
ラストツアー「GOODBYE」の最終公演を東京・恵比寿LIQUIDROOMで開催し、2010年の結成から約15年半にわたる活動に幕を下ろしました。解散後の2026年6月には、T-Palette時代からVictor時代まで全時代・全レーベルの代表曲31曲を網羅したベストアルバム「lyrical school 2010-2026」が配信リリースされ、未発表曲2曲も収録される形でグループの軌跡がまとめられています。
公式チャンネル・SNS
lyrical school 公式サイト
結成からの活動記録やニュースをまとめた公式サイト。改名の経緯やリリース情報を詳しく確認したいときはまずここから。
公式サイト →lyrical school 公式YouTubeチャンネル
「RUN and RUN」から「GOODBYE」まで、15年分のMVやライブ映像が残るチャンネル。活動終了後もアーカイブとして視聴できます。
公式チャンネルを見る →
よくある質問
- lyrical schoolはいつ結成されましたか?
- 2010年10月、「清純派ヒップホップアイドル」をコンセプトにした「tengal6」として結成されました。2012年8月1日、タワーレコードのアイドルレーベル・T-Palette Recordsへの移籍を機に「lyrical school」へ改名しています。
- なぜ「アイドルラップ」のグループとして知られているのですか?
- tofubeats・イルリメ・OKADADAといったヒップホップ・クラブミュージック畑のクリエイターが制作に参加し、2014年にはロック・イン・ジャパン・フェスティバルやサマーソニックにも出演するなど、アイドルの枠を超えた音楽活動を重ねてきたためです。
- lyrical schoolはなぜ解散したのですか?
- 2026年1月に公式サイトで解散が発表され、具体的な経営上の理由などは公表されていません。大阪・名古屋を回るラストツアーを経て、2026年4月19日の東京・恵比寿LIQUIDROOM公演をもって、2010年の結成から約15年半の活動に幕を下ろしました。
「清純派ヒップホップアイドル」として始まり、豪華なプロデューサー陣との仕事やスマホ特化MVで話題を集めたlyrical school。男女混成8人組への転換という前例のない挑戦も含め、15年半の軌跡は公式YouTubeチャンネルで振り返ることができます。まずは「NEW WORLD」のMVから見てみてください。他の地下アイドルの探し方は、まとめ記事や関連Linksからどうぞ。
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