BiSを徹底解説|結成から3度の解散と再生を繰り返した「新生アイドル研究会」の15年史
公開:2026年9月21日
2010年、プールルイが単身で立ち上げた「新生アイドル研究会(BiS)」。1期の解散、2期「BiSリーグ」を経て、2019年に始まった3期は2025年1月のラストライブで幕を閉じました。結成の経緯・名前の由来・3世代の変遷・代表曲・解散後の動きまでを解説します。
BiSを、 徹底解説。
解散と再生を繰り返した型破りアイドルの15年史
「新生アイドル研究会」を名乗るBiSは、2010年にソロシンガーだったプールルイが単身で立ち上げたインディーズユニットです。既存のアイドル像を壊し続ける型破りな活動で知られ、後継グループBiSHの前身にあたる存在としても語られます。
BiSの最大の特徴は、解散と再結成を繰り返してきた点にあります。2014年に一度目の解散を迎えたのち2016年に2期として復活、2019年には2期も解散して1か月後に3期がスタート。その3期も2025年1月のラストライブをもって活動を終えました。この記事では、結成の経緯・グループ名の由来・3世代にわたる変遷・代表曲・そして解散後の動きを、5つの軸で具体的に解説します。
※活動当時の出来事は各種報道をもとにまとめています。解散後の後継プロジェクトなど今後変わりうる情報は「〜時点」の記載とともに紹介するので、最新情報は必ず公式サイト・公式SNSで確認してください。
① 結成の経緯|2010年、プールルイが単身で立ち上げたユニット
最初から事務所主導の企画があったわけではなく、ソロシンガーだった一人の人物の決断から始まっています。
2010年12月9日、プールルイが自らオーディションを行い結成
ソロアーティストとして活動していたプールルイが「歌手を辞めてアイドルグループを作る」と宣言し、自らメンバーオーディションを実施。プールルイ本人を含む4人体制で「BiS」が結成されました(各種メディアの紹介記事より)。
インディーズデビューを経て、2012年にavex traxからメジャーデビュー
インディーズレーベルから無料配信シングルでデビューしたのち、2011年3月にアルバム『Brand-new idol Society』をリリース。2012年にはメンバーを増員したうえでavex traxと契約し、同年7月のシングル「PPCC」でメジャーデビューを果たしました。
② 名前とコンセプト|「新生アイドル研究会」に込めた型破り路線
グループ名にもキャッチコピーにも、既存のアイドル像を疑うところから始まった意図が表れています。
名前の由来は「Brand-new idol Society(新生アイドル研究会)」
「これまでにない新しいアイドル像を研究する」という発想がグループ名の由来です。可愛らしさだけでなく、過激とも評される企画やライブパフォーマンスで既存のアイドル像を壊し続けてきたことが、「型破り」という評価につながっています。
後継グループBiSHとの関係
2014年の1期解散後、プロデューサーの渡辺淳之介氏が2015年に新たに立ち上げたのがBiSHです。BiSとBiSHは同じ渡辺氏の系譜にある姉妹的な存在として語られることが多く、2016年にはBiS自体も2期として復活しているため、一時期は両グループが並行して活動していました。
③ 3世代・15年の変遷|解散と再生を繰り返した唯一無二の系譜
BiSを語るうえで欠かせないのが、1期・2期・3期という3つの世代にわたる変遷です。
1期(2010年〜2014年)|横浜アリーナで一度目の解散
結成から約4年、2014年7月8日に横浜アリーナで解散ライブを開催し、1期としての活動を終えました。
2期「BiSリーグ」(2016年〜2019年)|プールルイ卒業を経て12人体制へ
解散からちょうど2年後の2016年7月8日、プールルイを含む新体制での再結成が発表されました。2018年3月にプールルイが卒業したのち、新メンバー6人が加入して総勢12人となり、2チーム制の「BiSリーグ」という体制で活動した時期があります。
2期解散から1か月で3期始動(2019年)
2019年、長崎県・壱岐島でのライブで2期の解散が発表されると、その約1か月後にはビジュアルとともに3期メンバーが発表されるという異例のスピードで世代交代が行われました。
3期(2019年〜2025年)|「自給自足アイドル」への原点回帰
2024年3月にメンバー1人が脱退して5人体制になったのを機に、同年4月から「自給自足アイドル」として原点回帰。アー写の撮影地選びやツアービジュアルの制作・発注まで、メンバー自身がプレイヤー兼マネージャーとして手がける体制に移行しました。
④ 代表曲でたどる音楽性|メジャーデビュー曲から解散直前の「Sakura」まで
初めて触れるなら、まずはラストアルバム収録曲から見るのがおすすめです。
"Sakura" Produced by Age Factory(MV)
ロックバンドAge Factoryが楽曲プロデュースを手がけ、2024年2月にリリースされたラストアルバム『NEVER MiND』の収録曲。解散を目前に控えた3期BiSの表情がよく出ている一曲で、BiSらしいバンドサウンドとの親和性の高さが感じられます。
公式チャンネルを見る →その他の代表曲:PPCC(メジャーデビュー曲)/nerve(歴代ライブで演奏されてきた代表曲)
2012年のメジャーデビュー曲「PPCC」は当時のBiSの過激な路線を象徴する一曲として知られ、「nerve」は1期の時代から歴代のライブで繰り返し演奏されてきたファン人気の高いアンセムです。
⑤ 3度目の解散とその後|2025年1月のラストライブと後継プロジェクトの現在地
2024年8月の解散発表から、約半年をかけてラストライブへと向かいました。
2024年8月9日、公式サイトで解散を発表
「これ以上の活動継続は難しいという結論に至り」として、公式サイトで解散が発表されました。発表後は「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」と題したラストツアーを全国5都市で開催しています。
2025年1月12日、日比谷野外大音楽堂でラストライブ
「第3期BiS解散ライヴ」として日比谷野外大音楽堂で開催されたラストライブをもって、2019年から続いた3期の活動、そして2010年の結成から15年に及んだBiSの歴史に幕が下ろされました。
後継プロジェクトのオーディションが始動(2025年時点)
解散後の2025年、プロデューサーの渡辺淳之介氏とWACKが共同で、BiS・BiSHに続く新アイドルグループプロジェクトを始動。12〜25歳を対象にしたオーディションが行われ、2025年7月以降の東京での活動開始が予定されていました。⚠️ 本記事執筆時点ではグループ名など詳細は確認できていないため、最新の活動状況は公式サイト・公式SNSで確認してください。
公式チャンネル・SNS
BiS OFFICIAL SITE(新生アイドル研究会)
活動当時のプロフィールやディスコグラフィー、解散に関する告知がまとめられた公式サイト。まずはここから経歴を確認するのが確実です。
公式サイト →BiS 新生アイドル研究会 OFFiCiAL CHANNEL
MVやライブ映像がまとめられた公式YouTubeチャンネル。まずは「Sakura」のMVから見ると、解散直前のBiSの雰囲気が伝わります。
公式チャンネルを見る →BiS 公式X(@BiSidol)
活動当時から使われてきた公式X。解散後は活動当時の情報のアーカイブとして参照できます。
公式サイト →
よくある質問
- BiSはいつ結成され、いつ解散しましたか?
- 2010年12月9日、プールルイが単身で立ち上げたユニットとして結成されました。以後1期(2010〜2014年)・2期(2016〜2019年)・3期(2019〜2025年)と3つの世代を経て、2025年1月12日、日比谷野外大音楽堂でのラストライブをもって活動を終えました。
- BiSはなぜ何度も解散と再結成を繰り返したのですか?
- 各世代でそれぞれ活動継続の難しさが語られていますが、BiSは「新生アイドル研究会」という名前のとおり、既存のアイドル像にとらわれない体制づくりそのものをコンセプトにしてきたグループです。2期解散のわずか1か月後に3期メンバーが発表されるなど、解散を新体制への移行の節目として扱ってきた点も特徴です。
- BiSとBiSHはどう違いますか?
- どちらもプロデューサー・渡辺淳之介氏の系譜にあるグループですが、別のグループです。BiSHは2014年のBiS1期解散後の2015年に新たに結成され、2023年に解散しています。BiS自体も2016年に2期として復活しており、一時期は両グループが並行して活動していました。
解散と再生を繰り返しながら15年にわたって「新しいアイドル像」を追い続けたBiS。まずは公式YouTubeで「Sakura」のMVを一本。ほかの地下アイドルの探し方は、まとめ記事や関連Linksからどうぞ。
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